どちらの国籍を選ぶのか。U―20日本代表候補合宿が18日までの2日間、千葉県内で行われた。多くの有望株が参加した中、逸材として期待されているのがJ1横浜FCのDFヴァンイヤーデン・ショーン(19)だ。193センチの長身を生かした空中戦や、球際の強さが武器。本人も「世代の誰にも負けない」と自信を持っている。

 実際、ミニゲーム形式の練習では相手の強烈なシュートに対して身を投げ出してブロックするなど、強みを存分に発揮。サバイバルに向けて猛アピールした。その逸材がプレー以外でも注目を集めているのが〝国籍選択問題〟だ。カナダ国籍の父と日本国籍の母を持ち、現在は2つの国籍を有している。国籍の選択期限は20歳まで。来年4月16日の誕生日まで1年を切る中、現時点で本人はどう考えているのか。

 ヴァンイヤーデンは「あと1年しか時間がないが、カナダ代表の方からまだ話は来ていない。ただ、どちらにも興味はある」と悩める胸中を告白。その上で「現在、日本の方がランキングでは上にいるが、強い方に行きたい」と国籍選びの基準について明かした。

 カナダ代表は昨年のカタールW杯で36年ぶりに出場。ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのFWアルフォンソ・デービスら怪物級の若手が次々と台頭し、自国開催となる2026年北中米W杯へ向けて強化を進めている。もちろん日本にとっても期待の戦力だけに、本人の決断に注目が集まる。