J1浦和が12日に、浦和サポーターの違反行為に関する名古屋の発信内容の一部で認識が異なっている点があると異例の〝公開反論〟を行った。

 騒動の発端は9日の名古屋戦(豊田)。浦和サポーターによる違反行為が複数確認されたと10日に両クラブが発表した。浦和は違反内容に応じ、当該サポーターに対して3~10試合の主催試合における入場禁止処分を公表した。

 その一方で、10日に名古屋が示した内容に対し「一部浦和レッズの認識とは異なる点がございます」と反論。「本来こうした企業間の認識合わせはウェブサイトやSNSを通じてではなく、面着、文書またはEメール等を用いて閉じられた場で行われるべきものと思料いたします」と不快感をあらわにした。

 浦和は、名古屋側のリリース内で「クラブ間で合意した内容を独自に書き換え」とした部分を含む3点の表現を問題視。それぞれ詳細に浦和側の見解を説明した。

 どちらの言い分が正しいかは今後の議論を見守るしかないが、Jリーグのクラブ同士が一つの問題を巡って公式サイト上で〝対立〟するのは異例の事態。しかも名門同士ならなおさらだ。これには他クラブ関係者から「Jリーグ全体が30周年を盛り上げようとしているのに、水を差すなと言いたい」と冷ややかな声も上がっている。

 名門の間で勃発した騒動の行方は果たして…。