【東スポ音楽館】演歌歌手・北山たけし(49)が20周年記念曲としてリリースしたのが「さすらいの街」(作詞・伊藤美和/作曲・弦哲也)だ。いまの“北山たけし”をイメージして出来上がった哀愁演歌だ。

 ――新曲はどんな作品

 北山「北の街を舞台に、かつて愛した忘れられない女性を追い求め、さすらう切ない男の気持ちを歌っています。ただ、追い求めながらも、その女性がどこかで幸せに暮らしていてくれたらうれしいなという複雑な男の気持ちがたっぷりと詰まった作品です」

 ――前作の「博多ぶるーす」も哀愁演歌だった

 北山「20周年なので、ド演歌や、スケール感の大きい歌というのも考えたのです。でも、20年たって、デビューとは声質も違ってきているし、いまの北山たけしをイメージするとムード歌謡、哀愁演歌というのがピッタリくるのかなって思っています。ファンの方からもこういう曲がぴったりねと言われるので、やっぱり合っているのかなって思います」

 ――20年を振り返ってみて

 北山「ステキな歌に恵まれた20年だったなと思いますし、あっという間でした。まだまだ若手だと思っていたら、若手の歌手がどんどん出てきてちょっと驚いてます」

 ――20周年で特別なことは考えてる

 北山「4月からコンサートにも回りますが、秋に20周年記念コンサートを考えてます。20年の歩みを見てもらえる構成にしたいなと思っています。それに(大江)裕とやっている北島兄弟も今年は結成5周年なんです。今年も2人で東北を回るつもりです」

 ――この春からは師匠の北島三郎さんのところから“のれん分け”という形で独立する

 北山「個人事務所を立ち上げて1人でやっていくことに決めました。とにかく忙しいですね。いままで会社のこととかあまり考えなかったし、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃで、とにかく大変なことしかないです。それでも頑張っている姿を見せて、師匠から『たけしも一人で舟漕いでるじゃねえか』って言ってもらえるのが恩返しになると思ってますので、不安もありますが、希望を持って頑張っていきたいです」

 ――ファンへのメッセージをお願いします

 北山「みなさまのおかげで20年という節目を迎えられたことに感謝しています。新しい船出をしますが、変わらずご支援していただけたらうれしいです」