大手芸能事務所「オスカープロモーション」と対立中の女優・尾碕真花(25)は、以前から〝辞めたい発言〟をしていた。

 ことの発端は今月1日。尾碕がSNSで5月末をもっての事務所退所を報告すると、オスカーが「現在も契約期間中」と否定。翌2日、尾碕側が「(事務所側に)犯罪に該当し得る行為が確認された」と爆弾投稿すると、オスカー側も即座に「犯罪に該当し得る行為は一切行っていない」と猛反論した。

 4日には尾碕の代理人弁護士が「犯罪に該当し得る行為」について、「不正アクセス禁止法に関するもの。SNSの共有権限のない取締役にIDやパスワードが共有されてログインされた。さらにパスワードを変えられて、乗っ取られた」と主張。

 これを受け、オスカーは公式サイトを更新。「SNSのID及びパスワードは、尾碕真花が当社の指示のもと、タレント活動のために、当社と尾碕との間で、当社が管理権限を持つことを前提にして使用していたもの」と説明。「何ら不正アクセス行為にはあたらない」と主張するなど、両者の対立は泥沼の様相を呈している。

 尾碕は2012年、「第13回全日本国民美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞。19年には特撮ドラマ「騎士竜戦隊リュウソウジャー」のヒロイン役を務め、近年では、NHK連続テレビ小説「虎に翼」で岡田将生演じる星航一の娘役を好演。確かな演技力を持つ実力派として注目を集めていた。

 しかし、順風満帆に見えた女優活動の裏で、周囲には複雑な胸中を漏らしていたという。

「尾碕さんは2年ほど前から『マネジャーによく辞めるって言っています』『いつも辞めると言っているんで、来年も言っているかも』などとこぼしていました。事務所を辞めるという意味だったのか、それとも女優業そのものを指していたのかは定かではありませんが…」(芸能関係者)

 多忙を極める中での葛藤だったのだろうか。しかし、別の芸能関係者は彼女の人柄から今回の強硬姿勢の背景を推測する。

「彼女は『辞めたい』とこぼす一方で、何事も〝筋を通す〟タイプ。それだけに、今回これほどまでに強い姿勢に出た背景には、彼女の中で『どうしても譲れない相応の理由』があるはず」

「筋」を重んじる若き実力派女優と、老舗大手事務所。これ以上の泥沼化を避け、事態を沈静化させる道はあるのか。