元世界3階級制覇王者ワシル・ロマチェンコ(35=ウクライナ)が、スーパーバンタム級(55・3キロ)に転向したボクシング前4団体統一世界バンタム級王者の井上尚弥(29=大橋)との〝ドリームマッチ〟に意欲を見せた。

 WBO&WBC世界スーパーバンタム級王者のスティーブン・フルトン(28=米国)との対戦が7月に延期となった井上。注目が高まる中、早くも〝その先〟に向けて動きが出てきた。

 米メディア「ボクシングニュース24/7」は「ロマチェンコはテオフィモ(・ロペス)との再戦か尚弥と戦う可能性がある」と報道。ロマチェンコは米誌「リング」が発表するPFP(パウンドフォーパウンド)で1位に輝いたこともあるスターボクサー。現在はライト級で戦っているが、プロデビュー時はフェザー級だった。

 井上はスーパーバンタム級で王者となった後にはフェザー級に階級を上げる可能性も指摘されており、ロマチェンコが元の階級に下げた上で対戦する可能性が出てきたのだ。

 ロマチェンコはフェザー級で井上と対戦することに興味があるか問われると「(井上の戦いは)見ているよ。彼はトップファイターであり、世界チャンピオンだ。誰がボクシングを理解しているかを見るのはいつも興味深い」と遠まわしながらも井上との対戦に関心を示した。

 世紀の〝ドリームマッチ〟は実現するのか今から楽しみだ。