大相撲名古屋場所12日目(23日、愛知・IGアリーナ)、ウクライナ出身の関脇安青錦(22=安治川)が関脇琴勝峰(佐渡ヶ嶽)に押し出されて2敗に後退した。

 安青錦は11日目に幕内豪ノ山(武隈)から10勝目を挙げて、1場所での大関復帰を決めたが、この日は琴勝峰に屈した。また、同じウクライナ出身で2敗の幕内獅司(雷)は幕内朝乃山(高砂)を下手投げで撃破。優勝争いは、トップの2敗で4人が並ぶ大混戦となっている。

 同国メディア「Champion」は「安青錦が痛恨の黒星 獅司は優勝争いに踏みとどまる」と速報した。

「ウクライナ出身の安青錦(安治川)は琴勝峰(佐渡ヶ嶽)に敗れ、優勝争いから一歩後退した。昨年の名古屋場所を制した琴勝峰は、立ち合いから安青錦にまわしを許さず、鋭い突っ張りで攻勢を継続。安青錦は体勢を崩して体をひねったところを押し出され、土俵を割った。一方、同じウクライナ出身の獅司(雷)は朝乃山(高砂)を下し、賜杯争いに踏みとどまった。自身を1差で追っていた実力者を退け、優勝戦線に残っている」とウクライナ勢の大健闘を伝えた。

 また、このほかにも両横綱の取組結果を掲載。「横綱陣はともに黒星を喫した。大の里(二所ノ関)は霧島(音羽山)に敗れ、首位を走る霧島を止めることはできなかった。なお、大の里はこの一番まで霧島戦で10戦全勝だった。また、横綱豊昇龍(立浪)も琴櫻(佐渡ケ嶽)に敗戦。大の里と豊昇龍は、名古屋場所12日目終了時点で合わせて11敗を喫している」と報じた。

 東欧からも大相撲に熱視線が送られている。