2016年リオデジャネイロ五輪レスリング女子69㌔級金メダリストの土性沙羅(28=東新住建)が30日、自身のSNSを更新し、現役引退を正式発表した。21年の東京五輪(68㌔級)では3位決定戦で敗退し、2大会連続メダルを逃すと、以降は試合に出場していなかった。

 土性は「3月31日を持ちまして、6年お世話になった東新住建㈱を退職し、現役を引退することを報告させていただきます」とし「もう1度あの大舞台を目指したいと考えていましたが、日々を過ごしていく中で身体の調子や、肩や積み重なる小さい怪我の影響で以前のような思い切ったレスリングが出来なくなってきていると感じはじめ、この決断に至りました」と記した。

 レスリング女子五輪3連覇の吉田沙保里も土性のツイートに対し「沙羅、お疲れ様!! ここまで本当によく頑張りました」とし「これからまた、次の道でも頑張るんだよ また会いましょー」と書き込み、これまでの奮闘をねぎらった。

 21年9月に一般男性と結婚した土性は、4月1日から地元三重の松阪市役所に勤めるという。第2に人生に向けて「今まで培ってきたものを活かして頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いします」と誓っていた。