森保ジャパンの今後の強化は若手の抜てきがカギになりそうだ。

 日本代表は第2次森保政権のスタートとなった24日のウルグアイ戦で1―1の引き分け、28日のコロンビア戦で1―2と逆転負けを喫して、3月の2連戦を未勝利で終えた。

 29日に大阪市内で取材に応じた森保一監督(54)は「(南米勢が)日本に対してより警戒して、本気で戦ってきてくれている。日本は進化していっている」とチームの強化に手ごたえをにじませた。

 今回は若手を多く登用し、初招集で来夏のパリ五輪世代でもあるDFバングーナガンデ佳史扶(21=FC東京)はコロンビア戦でスタメンに大抜てきされた。

 指揮官は「アンダー世代の引き上げは、また今後もできる限り継続してやっていきたい。そうした世代の選手たちを引き上げることで経験してもらって、高い基準を持ってもらい成長してもらう」とさらなる若手の登用に意欲を見せた。

 元日本代表FW武田修宏氏(55)も2026年北中米W杯へ向けて若手台頭の重要性を説く。

「自分も実際にパラグアイでプレーしたり、取材でコロンビアに行ったりしたが、南米のずる賢さや激しさ、戦う姿勢には簡単に勝てない。今回コロンビアでも19歳のFWジョン・デュラン(アストンビラ)が活躍していたように、世界では次から次へと10代の選手がフル代表に入っている」と指摘。森保ジャパンでも世界の強豪と戦っていくためには、さらに若い力が必要と感じており「日本はなかなか10代がフル代表に入らない。未来が少し心配だ」と警鐘を鳴らした。

 逸材揃いと評判のU―20日本代表ではMF松木玖生(19=FC東京)、FW熊田直紀(18=同)、DF高橋仁胡(17=バルセロナ)、FW北野颯太(18=C大阪)などのブレークが期待されている。森保ジャパンで10代のサプライズ招集があるのか注目が集まる。