今月15日、ガーシーに対する憲政史上初となる不登院を理由にした除名が決定。責任を取る形で立花氏が党首を辞任し、“池上彰の娘役”だった大津綾香氏(30)が後任となった。同時に党名もNHK党から政治家女子48党に変更していた。
それだけでなく、ガーシー除名に伴い、本来は比例名簿に載った候補者の得票順に基づき、れいわ新選組の山本太郎代表(48)と同姓同名の山本太郎氏(48)が繰り上がるところが、山本氏と得票順3位の黒川敦彦幹事長(44)が名簿から外れ、4位だったホリエモンこと堀江貴文氏の秘書を務める斉藤健一郎氏(42)が当選した。
その黒川氏は27日付で、幹事長辞任となった。自身が代表を務める政治団体「つばさの党」主催の政治資金パーティーで、政治家女子48党の名前を利用した形となったことが立花氏の逆鱗に触れ、事実上の更迭となった形だ。黒川氏は旧統一教会本部や警視庁前で抗議活動を繰り返し、ガーシーをして「立花さんよりやばい」と言わしめた“武闘派”だった。
この間、NHKへの威力業務妨害などの罪に問われた立花氏の上告も棄却され、執行猶予付きの有罪判決が確定するなどゴタゴタ続きに見えるが、立花氏はむしろ状況を歓迎しているフシもある。
堀江氏は斉藤氏の“ご意見番”として、立場を逆転しての私設秘書に就任した。「国会に政策提言しやすくなった」(堀江氏)と事実上、党の政策アドバイザーになった形だ。大津氏も憲政史上最年少の国政政党の党首として、話題性を呼び、新たな顔になりつつある。
さらに立花氏は統一地方選後半戦(4月23日投開票)へ向け、政治家女子48党の立候補予定者に対し、「国政政党『政治家女子48党』公認ではなく、政治団体『NHK党』公認で出た方が勝てる」と説いているのだ。
4月1日からNHKが受信料の不正未払い者に対し、受信料の2倍に相当する割増金を請求できる制度が始まる。このニュースが報じられてからは、同党のコールセンターには過去最高となる1日500件にも上る問い合わせが殺到しているという。
立花氏は「ラッキーな風が吹いている」と統一地方選ではNHK受信料問題の解決を訴える「NHK党」の看板を掲げた方が、有権者の支持を得られると踏んでいるようだ。
ガーシーの除名、逮捕状が出たことで、空前の向かい風にさらされ、党も瓦解寸前に陥ったかに見えたが、転んでもタダでは起きないようだ.。











