フィギュアスケートの世界選手権2日目(23日、さいたまスーパーアリーナ)が行われ、ペアのフリーはショートプログラム(SP)首位の〝りくりゅう〟こと三浦璃来、木原龍一(ともに木下グループ)組が141・44点をマークし、今季世界最高の合計222・16点で初優勝。全種目を通じて日本史上勢初の同一シーズン主要大会全制覇となる「年間グランドスラム」を達成した。
会場を一つにした手拍子は、勝利へのカウントダウンとなった。終盤のスロー3回転ループで転倒するミスはあったが、応援を力に変えた。優勝が決まると、不安げだった2人の表情は自然と緩み、涙ながらに熱い抱擁を交わした。木原は「母国開催で優勝できたことはすごくうれしい。会場の皆さんの声援が、足の止まりそうなところで力をくれた」と声を弾ませた。
名実ともに世界の頂点へ上り詰めた〝りくりゅう〟。しかし、三浦は「やっぱり今大会のフリーは悔しさが残る演技だった」と吐露する場面も。さらなる理想を追い求めるべく、早くも視線を来季に向けた。












