サッカー元日本代表FW武田修宏氏(55)が20日、長野県佐久市で「サッカーから学ぶ人間力と組織づくり」をテーマに講演を行った。

 佐久、上田、小諸地域の後継者育成事業で、フットサルクラブのボアルース長野でGMを務める土橋宏由樹氏と講演。今季はJリーグ30周年という節目でもあり、いまや伝説となっている1990年代のV川崎(現東京V)の黄金時代の秘話を披露。同僚だったカズことFW三浦知良(オリベイレンセ)やラモス瑠偉氏、個性派集団を監督として見事にまとめ上げた松木安太郎氏などのエピソードを語った。

 また、カタールW杯で16強に躍進して日本中に大フィーバーを巻き起こした森保ジャパンも話題に。盟友である森保一監督との逸話も明かしながら「なぜW杯で日本が強豪に勝てたのか」などを熱弁した。

 参加者からは「引退して20年が経ち、仕事を続ける上で大事にしていることは」といった質問が出ると「常に時代を感じながら進化していくこと」と答える場面も。日本サッカー界のレジェンドの貴重な話に参加者たちも熱心に耳を傾けていた。サッカー界を支え続ける武田氏の人気は今なお健在だ。