日本サッカー協会は15日に新生森保ジャパンの初陣となる国際親善試合ウルグアイ戦(24日、国立)とコロンビア戦(28日、ヨドコウ)に向けて、メンバー26人を発表した。新たなスタートで注目が集まるのが背番号10の座。元日本代表FW武田修宏氏(55=本紙評論家)は、MF三笘薫(25=ブライトン)を野球の大谷翔平投手(28=エンゼルス)に匹敵するスターとして猛プッシュした。
第2次政権で森保監督はさっそく〝血の入れ替え〟に着手した。
これまで長年代表を支えてきたDF長友佑都(36=FC東京)、DF吉田麻也(34=シャルケ)、DF酒井宏樹(32=浦和)が落選。代わって新戦力としてDF角田涼太朗(23=横浜M)、DFバングーナガンデ佳史扶(21=FC東京)、DF半田陸(21=G大阪)、FW中村敬斗(22=LASK)を初招集した。
森保監督は「攻撃、守備すべてレベルアップしないといけない」と新チームに求めた上で、2026年北中米W杯へ向けて「W杯チャンピオン、世界一を目標に(チーム力を)上げていければと考えている」と力強く宣言した。
いよいよ新たな船出を迎える中で、大きな注目を集めるのが栄光の背番号10を誰が担うかだ。カタールW杯まで背負ってきたMF南野拓実(28=モナコ)が今季の不振も響いて落選。今回2連戦で新10番が誕生することになる。
武田氏は「MF久保建英(21=レアル・ソシエダード)もいるが、三笘がいいのではないか。世界最高峰のプレミアリーグですばらしい活躍を見せているし、今サッカー界で最も注目されている旬な選手。日本の10番にふさわしいと思う」と強く推薦した。
代表の10番を巡っては、かねて待望論が強い久保のほか、21年の東京五輪でその久保を押しのけて10番の大役を務めたMF堂安律(=フライブルク)、さらには司令塔として存在感を高めるMF鎌田大地(26=Eフランクフルト)など多くの候補がいる。それでも現在の活躍を考慮すると三笘が適任というわけだ。
また、三笘が持つスター性も見逃せない。「今WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が大谷の存在で盛り上がっている。サッカー界で言えばそれが三笘。大谷のようなスーパースターになれるし、10番を付けて注目が集まればチケットも売れる」と武田氏は力説する。
博報堂DYスポーツマーケティングが昨年末に発表したアスリートイメージ評価調査の「来年活躍が期待できるアスリート」では1位が大谷、2位が三笘だった。大谷に比肩する存在として人気と実力を兼ね備えた三笘にかかる期待は大きい。
森保監督はこれまで背番号について「選手とチームに任せて決めてもらっている」との方針を示している。10番・三笘の誕生なるか期待が高まる。












