カタールW杯で森保ジャパンを襲った〝中傷問題〟が再燃だ。
J2清水の日本代表GK権田修一(34)が4日に行われた長崎戦で1―1と引き分け後に自身のツイッターで「素性明かさず俺にメッセージ送って満足かもだけど、俺は相手が誰か分からない。だから本気で応援してる人には謝るけど、俺もそろそろ我慢限界よ?」と投稿し、自身に向けて誹謗中傷などのメッセージが届いて深刻な状況にあることを示唆した。
サッカー界では選手に対する中傷が近年激化しており、その最たる例が昨年のカタールW杯。森保ジャパンは初戦のドイツ戦で優勝候補を撃破して一気に国民的な注目を集めたが、続く格下のコスタリカ戦で0―1と敗れたことで、心ないファンやサポーターから批判がエスカレートして誹謗中傷の声が殺到した。
大会期間中に権田は「天国と地獄を両方見た。エスパルスでも悪い時のほうが多かった。直接『なんでお前が代表なんだ』とか『辞退してくれ』とかそういうメッセージもたくさん来る。いろんな人間の本質を見た」と苦悩を吐露。MF田中碧(デュッセルドルフ)も「コスタリカに負けて、いろんな選手がいろいろ言われているのを見て、正直、腹が立つ部分もあった。同じ国民なのに、なぜ一緒に戦ってくれないのか」と悲痛な叫び声を上げ、森保ジャパンへの中傷は社会問題として議論を呼んだ。
今季のJリーグが開幕して早々、再び代表守護神が標的にされて根深い問題が再燃。権田の投稿に対して、防犯対策専門家の京師美佳氏が「雑音は気にしないで下さい。私も仕事柄、誹謗中傷など受けますが鈍感力が高くスルーです。大半のエスパサポの皆さまは、感謝して応援してると思います。自分の励みになる言葉だけを残して下さいね」とツイッター上で返信。そして「度をこした攻撃は開示請求を!!」とアドバイスした。
後を絶たない選手たちへの誹謗中傷。大きな注目を集める新生森保ジャパンの初陣となるウルグアイ戦(国立)も迫る中、不安は募るばかりだ。










