将棋の藤井聡太王将(竜王、王位、叡王、棋聖=20)に羽生善治九段(52)が挑戦する第72期ALSOK王将戦七番勝負の第5局が25、26日の2間にわたって島根県大田市で行われ、101手で先手番の藤井王将が勝利した。

 ここまで両者ともに先手番を制し、2勝2敗と互角の戦いを見せてきたが、今回も先手番の藤井王将が1日目から積極的な攻めで優位に立ち、中盤~終盤の入口でほぼ勝勢に。だが、そこから羽生九段がすさまじい執念を見せて一時、形勢は逆転した。

 しかし、最後は藤井王将が終盤力で勝利をモノにし、初防衛に王手をかけた。これで先手番27連勝とした藤井王将は、第六局に向けて「いい状態で臨めるようにしたい」と淡々と語った。

 第六局は3月11、12日に佐賀県三養基郡で行われる。