7月31日のTBS系ドラマ「Tシャツが乾くまで」第4話は、主人公の咲子(蒼井優)が〝失踪〟した夫・充(松山ケンイチ)のスマホにあった住所にある民家に乗り込んだところで幕を閉じた。
山道を上ってたどり着いた、赤い瓦が奇妙に目立つ、こじんまりとした一戸建て。緊張で呼吸が荒れる咲子がブザーを押すと、玄関に向かう住人の姿がガラス戸越しにうっすら。扉が開いたが、画面は咲子のバストショットから顔アップで、相手は映らない。「充さんはご在宅でしょうか」というセリフで終わった。
すでに「ご在宅」の言葉がネット上で取りざたされているが、気になるのは咲子の表情のごく小さな変化。ドアを開けた人物と向き合うと、「あっ?」と唇がわずかに動いた。それから前述「ご在宅――」と続けた。
「あっ?」は相手を見ての反応だが、いったい誰なのか。①想定外の応対者②特徴的な容姿③押されるような「圧」を発した…ことによる驚きが考えられる。
ガラス戸越しに見えた姿は、長身には見えなかった。頭髪はロングではないが豊かな感じ。歩みは遅くない。以上から、老人ではなさそう。少女なのか。名前を名乗り、充が「ご在宅」か尋ねた咲子の口調は一本調子。子供に分かりやすく伝えたようにも聞こえる。
一方で咲子は、応対者に「妻」とは言わなかった。瀬尾姓は名乗ったので、事情を知る人なら、それだけで妻が充に会いに来たことが分かる。であれば、ドアを開けた人物はそれなりの年齢に達していると考えられる。
咲子の驚きは、①予想しなかった〝子供〟が出てきたからなのか。②充に似た容貌の人物、あるいは③敵意に満ちたまなざし…が原因か。
充は、咲子がコインランドリーで出合った近隣住民の樹生(中島歩)の妻・あずさ(夏帆)と接点があった。2人はコインランドリーで親しげに話す姿が目撃され、樹生は不倫を疑う。やがて互いのパートナーに内緒で長距離バス旅へ。バスは事故に遭い、あずさは犠牲になったが、充は途中下車して難を逃れていたことが判明する…。
なぜ充は咲子のもとに帰らないのか。咲子に扉を開いた人物は、充のいかなる〝関係者〟なのか注目される。












