相手を寄せ付けなかった。カーリングの日本混合ダブルス選手権3日目(23日、北海道稚内市・みどりスポーツパーク)、1次リーグが行われ、藤沢五月(ロコ・ソラーレ)、山口剛史(SC軽井沢クラブ)組は、三浦曜子、徳山真一組に11―2で大勝。無傷の4連勝を飾った。

 普段は一緒に練習する機会の少ない2人だが、日を追うごとに息が合ってきた。第1エンド(E)に2点を先制すると、第2Eに2点、第3Eに1点をスチール。序盤から試合を優位に進め、第7Eに大量4点を奪って勝利を決定づけた。山口は「実戦の中で見えてくるコミュニケーションの課題が出てきたので、その部分を試合後に反省して一個ずつ改善している。完成までもう少しかかると思うが、いい傾向だと思う」と手応えを口にした。

 第7Eには藤沢がスイープをするなど、適材適所の戦いぶりを披露。「私は男子の速いスイープはできていないと思うが、それなりに頑張っている。混合ダブルスはスイープしないと寒いので、スイープというかダッシュで温めた方がいいと思っている」と笑顔を見せ、山口は「意味がなかったら頼まないので、すごく効果がある。藤沢さんのスイープがあると心強い」と感謝の言葉を口にした。

 狙うは2019年大会以来のなる日本一。藤沢は「厳しい試合もありながら、しっかり勝てているのはプラスに考えていい。今後接戦の試合が増える中でも、しっかり2人でコミュニケーションを取ってやっていきたい」と決意を述べた。

 ともに所属先で日本選手権Vを果たしたばかり。2冠に向けて視界は良好だ。