キック王者対決はボクシングで実現するのか。元K―1スーパーバンタム級王者でボクシング・東洋太平洋スーパーバンタム級王者の武居由樹(26=大橋)が〝神童〟那須川天心(帝拳)との対戦を希望した。

 昨年3連勝でボクシングでの初タイトルも手にした武居は「2022年度年間表彰」で新鋭賞を受賞。22日に都内で行われた表彰式に出席し「自分はまだまだ…。そういう意味で新鋭賞なので、皆さんに追いつけるように頑張りたいです」と謙虚に話すと、今年も連勝を続けたいとの意気込みを語った。

 さらに武居は、日本バンタム級4位の与那覇勇気戦(4月8日、東京・有明アリーナ)でボクシングデビューする那須川についても言及。同じキックからの転向で比較されることも多いが「那須川選手が来てくれてボクシング界がもっともっと注目されてくると思うので、ありがたくて」と歓迎する。その上で「階級も近いですし、同じキックから来たっていうことでも(対戦を)『見たい』っていう声は聞くので、お互いがもっともっと上に行った時にもし交えられたらなとは思うので。そこまでは自分も負けることはできないなという気持ちです」と闘志をみなぎらせた。

 希望する対戦の舞台はもちろん、世界戦だ。武居は「理想はそこですね。いい舞台で戦えたらいいなと思います。本当にタイミングとかはあると思うんですけど」と力を込める。キック時代から「テクニックもスピードも最高の選手だったので『どこかで戦えたらいいな』と思っていたんです」とひそかに対戦を希望していたことを告白。当時は武居がK―1、那須川がRISEとそれぞれの所属団体に交流がなかったため実現しなかっただけに「ボクシングで、もしかしたらあるというところが楽しみかなと思います」と拳を握った。

 キック時代、それぞれの団体で絶対的王者だった2人の夢の対戦はあるのか。