【米フロリダ州フォートマイヤーズ発】レッドソックスの吉田正尚外野手(29)は15日(日本時間16日)にWBC出場組と合同練習を行い、フリー打撃では9本の本塁打を放つなど、日本時代と変わらぬパワーを披露した。
前日に続いて吉田はボストンの本拠地フェンウェイ・パークを模したフィールド1でおよそ70分間、汗を流した。
ベンチやファウルグランドでGMやコーチ陣、報道陣らが見守る中、吉田はフリー打撃では持ち味のパワーを発揮した。まずは中堅やや左へ放り込むと、フェンウェイ・パークの左翼にそびえる〝グリーンモンスター〟と同じ高さ11・3メートルの左中間フェンスをライナーで越える会心の一発を放った。4巡目の3連発を含め、左中間から右翼方向に計9本が柵越えした。
吉田は3月のWBCを万全のコンディションで迎えられるように逆算して調整しており、「今はやれることを精一杯やっている」ものの、「一気に上げないように、段階を踏んで行けたらと思っている」と、慎重かつ冷静に課題に取り組んでいる。
メジャー1年目、新人に付きもののストレスがないわけではない。だが、何人かのチームメートはコミュニケーションをとろうと努め、吉田も極力、通訳に頼らない会話を心がけているようだ。この日はウォームアップ前にこんなことがあった。
エンリケ・ヘルナンデス内野手(30)と、新たに合流したラファエル・ディバース内野手(26)は吉田が履いていたグレーの試合用パンツが既製品であったためか、裾の長さか形などに違和感を持ったようで近付いてきた…。気が付けば和気あいあいとした談笑していた。
その後、「オオタニ知っている?」「英語とスペイン語、どっちが分かる?」と話し掛けてきたジャスティン・ターナー内野手(36)はキャッチボールのパートナーとなった。
フィールドでの練習を終えると、バックネット裏で待ち構えていた大勢のファンのサインに応じ、ここでも呼びかけに英語で答えるよう努めていた。












