大阪維新の会幹事長で大阪府議の横山英幸氏(41)が14日、大阪市内で会見し、4月9日投開票の大阪市長選挙に立候補する方針を正式に表明した。
横山氏は昨年12月に行われた維新の党内予備選で市長選の公認候補に選ばれていたが、正式に出馬を表明。「府市一体の成長戦略」「大阪・関西万博の成功」「子育て・教育にお金がかからない大阪」の3点を重点施策に掲げた。
これまで12年間の維新の大阪での取り組みについて、橋下徹氏時代を「改革」、吉村洋文氏の時代を「適正化」と表現し、「次のステージは住民サービスの拡充。教育や医療・福祉を確実な税収、財源をもとにサービスを拡充させていく。この取り組みを府市一体の成長戦略のもとで行うという維新の第3ステージに突入していく。吉村知事と一体となった成長戦略を大阪府市で展開していく覚悟です」と決意表明。同日に行われる大阪府知事選で再選を目指す吉村洋文知事とともに、大阪の改革を進めると語った。
市長選には、政治団体「アップデートおおさか」が支援する自民党市議の北野妙子氏が無所属で出馬を表明している。共産党は非維新候補一本化のため、候補者の擁立を見送ったが、横山氏は「極めて残念。維新対非維新の構造になるのは、政策議論の深まりに欠けるんじゃないかと懸念している」と語った。
アップデートおおさかは、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)に反対の立場だが、横山氏は「IRに関しては、府市の成長戦略の中で進めていくという力強い思いです。争点になるかは住民が決めると思う。IR一本だけの議論で知事選、市長選は成り立たないと思う」とし、IR誘致の賛否を問う住民投票についても「府議会で昨年、否決されている。政策の一つとして掲げており、お声があるのは真摯に受け止めるが、一つひとつの施策をすべて住民投票で決していくと、府市の行政運営が進まない。認可待ちの段階でもうステージが変わっていると認識している」と取り合わない考えを示した。












