サッカー元日本代表の田中マルクス闘莉王氏が、元日本代表の〝キングカズ〟こと三浦知良が、Jリーグ・横浜FCからポルトガル2部オリベイレンセに今夏まで期限付き移籍することについて、「今回の移籍はちょっと悲しい」と思いを吐露した。

 自身のユーチューブチャンネル「闘莉王TV」を27日に更新した元闘将は、55歳にして海外移籍を決断したことに「さすが、カズさん。やることが違う」と驚いた様子。一方で、「カズさん、日本から出てほしくない。ずっと日本にいて、好きな場所に移籍してくれた方がうれしい。あまり日本から離れてほしくない」と本心を明かした。

 いったいどういうことなのか? これまでカズはブラジルやイタリア、クロアチアなど5か国でプレー。ポルトガルは6か国目となるが、これまでプレーしたどの国でも大きな注目を浴びてきた。

 それだけに闘莉王氏は「カズさんを見に行くだけで、自分のサッカー運が上がるんじゃないかって、それくらいのことを思うんですよ。俺もカズさんと初めて会ったとき、何かサッカー運が上がるんじゃないかって思った」と告白。カズが国内の地方クラブに移籍すれば、かつて自身も経験した〝キングカズ効果〟で、現地のサッカー少年たちを勇気づけられたのではないか、というワケだ。

 一方で、今回移籍するオリベイレンセのスポンサーが、横浜FCと同じオノデラグループであるため、ファンの間からは「スポンサーありきの移籍」との声も上がっている。これに闘莉王氏は「カズさんが知ってるグループなので居心地の良さはあるかもしれない。ただ、海外では期待感が違うので、いくらカズさんでも結果を出さないとちょっと厳しい」と、いつもの辛口論評も忘れなかった。

 それでもカズに心酔するだけに55歳での海外移籍に「夢がある、ロマンがある」と話すと、「ぜひ、ポルトガルでもカズダンスを見せてほしい」とエールを送った。