フィギュアスケート女子で期待の渡辺倫果(20=TOKIOインカラミ・法大)がインタビューに応じ、個性たっぷりのトークを展開した。今季飛躍を遂げたスケーターの素顔とは――。

 ――デサント社の次世代アスリートで結成されたチーム「MOVESPORT UNIT」の一員に選ばれた

 渡辺 お声がけいただけてうれしい。今後サポートをしていただけるので成績で恩返しできるように、感動を与えられる選手になれるように頑張っていきたいです。

 ――「美の追求」という言葉をよく口にする

 渡辺 私は作品を作る側でもあるけど、結局は自分が最終的に作品になるのがフィギュアスケートの魅力じゃないかなと。そこに魅了される方がいるから、応援してくださる。その一方で芸術の側面もあるので、スポーツと芸術の混合がフィギュアスケートかなと思っています。

 ――競技外の過ごし方も大事になる

 渡辺 競技外でどれだけストレスなく過ごせるかで、競技にどう集中できるか変わってきます。競技外ではスケートを一切考えないことを心がけている。追い込まれれば追い込まれるほど、ずっと考えてしまうからこそ、氷から降りた瞬間は何も考えないように。食事のコントロールはもちろんするけど、適度に自分に優しくしつつ氷の上で全部厳しくということを意識しています。

 ――息抜きは

 渡辺 アニメを見たり漫画を読んだり、オフは基本的に引きこもってます(笑い)。最近読んでいる漫画は「推しの子」。あと「ワンピース」はずっとなるべく最新の情報を追うようにしています。フィギュアを集めるのが好きなので、アニメイトに行ったりフィギュアを売っているお店に行ったりもしています。

 ――〝ダイオウグソクムシ愛〟が話題だ

 渡辺 (昨年12月の)全日本選手権の会場が大阪だったので、海遊館に行って新しいグッズを3~4個買った。その中でクリスタルのグッズが1番のお気に入りです。

 ――鳥羽水族館の関係者が渡辺選手とのコラボ企画に乗り気だった

 渡辺 もうぜひ! 私はいつでもウエルカムなので、もうぜひお願いしたいです!

 ――代表入りした四大陸選手権(2月、米国)、世界選手権(3月、さいたま市)での目標は

 渡辺 本当に納得のいく演技をしたい。結果がついてきても、ついてこなくても、自分の納得のいく演技さえできれば、ある程度のものはついてくると思うし(来季以降も)チャンスをいただけるんじゃないかなと思っています。

 ☆わたなべ・りんか 2002年7月19日生まれ、千葉県出身。06年トリノ五輪で金メダルを獲得した荒川静香の演技を見て、3歳からスケートを始める。小学5年時に全日本ノービス選手権Bで優勝を果たす。21年4月からMFアカデミーで中庭健介コーチに師事。同年の全日本選手権で6位に入ると、22年9月のロンバルディア杯で国際スケート連盟公認大会初V。同年グランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダでも頂点に立った。153センチ。