インドで娯楽と賭博となっている闘鶏やたこバトルで観客などが続々死亡してしまった。インド紙ニュー・インディアン・タイムズが先日、報じた。

 同紙によると、ヒンドゥー教祭り「マカラ・サンクランティ」で15日に行われた闘鶏で、2人が亡くなったという。インドの闘鶏は雄鶏の足先に刃物を縛り付けて争わせる。毎年、死者が出るため、刃物を取り付ける闘鶏は違法となってはいるが、地方ではまだまだ行われている。

 カキナダでは多くの観客におびえた雄鶏が飛び上がった際、飼い主の足に刃物が当たり、失血死。東ゴーダーヴァリでは戦っている雄鶏が弾き飛ばされ、観客の手に刃物が当たり、失血死した。

 たこ揚げバトルは6人が亡くなる悲劇を生んだ。グジャラート州で14日に開催された祭り「ウッタラヤン」のたこ揚げバトルは、相手のたこ糸を切り合うたこバトルだ。伝統的には綿の糸同士で行われていたが、ライバルの糸を切るためにそれぞれが工夫し、糸がどんどん強化され、ガラスコーティングが施されたり、アクリル製の糸が使用されたりするようになったり、糸がカミソリの刃と化している。

 あちこちに落ちたたこが電柱に引っかかり、糸がぶら下がった。2歳児、3歳児、7歳児、そして大人3人が、スクーターで走行中に糸に首が触れたり、歩行中に糸が首に巻き付いたりして、失血死した。また、176人がケガを負い、約4000羽の鳥が被害を受けたという。