大みそかの格闘技イベント「RIZIN.40」(さいたまスーパーアリーナ)で、MMAファイターの平本蓮(24)とパンチのみのスタンディングバウト特別ルールで対戦した梅野源治(34)が試合後、24分27秒69(弊社調べ)と恒例の大演説を行った。

 体重で約5キロ劣る試合は終盤まで足を使い攻撃をかわしながら戦ったが、2ラウンド(R)終盤に強烈な左フックをくらってダウンし、そのまま時間切れ。エキシビション戦のため判定はなく、引き分けとなった。

 試合後、インタビュースペースに現れた梅野は「RIZIN学ぼう。いい加減に。試合前にあの入場曲に映像? ヤバいだろ。学ばせがたりなかった。アレどうですか。大みそかにあの入場はヤバいだろ。RIZIN、ふざけてるなと。今年は学ばせが足りなかった」と、自身が今年3月の皇治戦で敗れた判定への不服から叫んだ「ヤバいだろ!」を煽りVTRや、入場曲でイジってきたRIZINの運営に不満を口にする。

 不満をぶちまけて平常心に戻った梅野は、今回の不利とも言えるエキシビション戦を受けた裏で「リングに上がるにあたって1つだけ条件を出しました。来年2023年にRIZINで立ち技で大きい大会をやってくれと。そこでムエタイルールで学ばせるからと」と交渉の裏側を暴露。榊原信行CEOと約束があったと明かした。

 なお会見中にはセコンドを務めた久保憲司から「打ち合うなと言っていたのに打ち合いにいった」とクレームを入れられる一幕も。これに梅野は「大みそかのリングはお祭りというか、どうしても楽しませないといけないというか…。ガードしてクリンチして逃げて逃げてして3分2R見ても、お客さんは納得しないと思うんですよね。教えていただいた人には申し訳ないんですけど、最後はお客さんに楽しんでもらえたらなというのが前に出すぎた」と頭をかいた。

 それでも「平本選手と殴り合えて良かった。気持ちよかった。打ち合うなと言われていたけど。もっと沸かせる試合がしたかったけど、まだまだ力不足で。来年に期待してほしいと思います」と笑顔。今回のルールについて「やった感じは、難しいなっていう。それも勉強になりますよね。よりボクサーにリスペクトが持てた」と振り返った。

 改めて、来年のRIZINによる立ち技イベント開催を「来年以降面白い選手がRIZINに参戦発表するんじゃないかなと予想している。立ち技の大きい大会やるにはちょうどいいタイミングだと思うんですよね」と訴える。

 年末に東京ドームクラスでの開催を熱望しつつ「立ち技のトーナメントでもいいしワンマッチでもいいし、一発デカいのをやりたい。自分はそこでひじ有りでムエタイルールで」と志願。最後にRIZINの運営に「おまえら2023年、おぼえてろよ」と言い放つと、やっとマイクを置いた。