世界の壁は厚すぎる――。大みそかの格闘技イベント「RIZIN.40」(さいたまスーパーアリーナ)で、元十両貴ノ富士のスダリオ剛(25)が、ジュニア・タファ(26=オーストラリア)に、屈辱の〝98秒殺〟を喫した。
昨年6月にシビサイ頌真に敗戦を喫した後は、3連続KO勝利。相手のタファは元K―1王者マーク・ハントの弟子で、ヘビー級のキックボクサーとして活躍したが、MMAでも3戦全勝と適応している。
自信満々でリングに上がったスダリオだったが、タファの左フックを浴びてダウン。これが効いてしまい、パウンドの追撃を浴びた。何とか立ち上がったが、ダメージは大きい。タファがぶん回した右フックを顔面に被弾し、再びマットに崩れ落ちた。さらに猛ラッシュを浴びて、太刀打ちできず。ロープ際で強烈な連打を食らったところで、レフェリーが試合をストップ。スダリオは1ラウンド1分38秒、TKO負けとなった。
プロ初のKO負け。何もできなかったスダリオは、ぼうぜんの表情。28日の「INOKI BOM―BA―YE×巌流島」(両国)では、スダリオを破っているシビサイが〝青い目のケンシロウ〟ジョシュ・バーネットに完敗。大みそか決戦でも日本期待のヘビー級ファイターがあっけなく敗れたことで、ヘビー級戦線における、世界との大きな差が浮き彫りになった。












