大みそかの格闘技イベント「RIZIN.40」(さいたまスーパーアリーナ)で、MMAファイターの平本蓮(24)がパンチのみのスタンディングバウト特別ルールで梅野源治を強烈な左フックでKO。エキシビション戦のため2ラウンド3分で引き分けとなった試合後には、榊原信行CEOから初代RIZINフェザー級王者・斎藤裕との対戦が発表された。

 コメントスペースで平本は「朝倉未来戦の(フロイド)メイウェザーのように、時間いっぱいでKOしようと思っていたのでそのオマージュができたかな」としてやったりの表情を作ると、体重差がありながら試合を受けた梅野に「皇治と違って受けてくれて男だなと思います」と称賛。セコンドに人気ユーチューバーのシバターを起用した理由を問われ「梅野源治は久保優太とトレーニングしていたのでシンプルな挑発です。あと大みそかはシバターさんが必要かなと思ったんで。こういう形でシバターさんを出せてよかった」と振り返った。

因縁の久保優太とにらみ合うシバター
因縁の久保優太とにらみ合うシバター

 さらに次戦を発表したことに「ファンを喜ばせることができたんじゃないかと思ってワクワクしています」と笑顔。対戦する斎藤を「トータルで試合をこなす能力に長けている選手だと思う」と分析しつつ「絶対に勝てるだろうと思って『やりたいです』って直接榊原さんに言ったんで、楽しみにしていてほしいです」と自信たっぷりに話した。

 来年の展望を問われると「斎藤選手を倒して、今年のどこかでクレベルを倒したい。俺しか倒せないと思うんで、来年RIZINを爆発させたいです」とクレベル・コイケからのRIZINフェザー級王座奪取を誓った。さらに直後に牛久絢太郎戦が決まった朝倉未来について「賞味期限切れの対決ですよね」とバッサリ切り捨てると「俺が先に王者になって、向こうが『やらせてください』っていう状況を作り上げてやろうと思って。その時はお金を出させます」とらしい計画を明かした。

 まだまだ〝平本節〟は加速する。この日参戦を発表したボクシングの元6階級制覇王者マニー・パッキャオとの対戦について問われると「来た時に自分がフェザー級のチャンピオンになっていたらやりたいです。でも、パッキャオより皇治とボクシングやりたいです。皇治とやらせて下さい」と、芦澤竜誠に続いて〝世界の田中〟に対戦を要求した。

 会見の度に口論を繰り広げている鈴木千裕が中原由貴にKO勝ちしたことには「勝って良かったじゃんって感じです」と祝福。しかしそれで終わるはずもなく「鈴木千裕が今年やった会見って、全部俺と一緒だったらしいんですよ。客観的に見たら最悪だなって。他人事だけどかわいそうだなって思います。こんなのと毎回一緒で」と〝お前が言うな〟的な同情の言葉を口にすると「来年ももっと一緒に会見したい」と嫌がらせに関して他の追随を許さない男の本性を発揮した。