今季限りでの引退を発表したJ1神戸の元日本代表DF槙野智章(35)が、元日本代表MF本田圭佑(36)と指導者ライセンス改正で〝共闘〟するのか――。

 26日に兵庫・神戸で引退会見を行った槙野は、次なる進路を監督業に定めた。「サッカー選手として輝いている自分だけでは終わりたくない。選手以上にやりたいことを年々模索しながらやってきた。自分は監督になりたい」と宣言。監督業には指導者ライセンスが必要となる。現在所持するのはB級までで、来年にA級を取得し、日本代表やJクラブを指揮できるS級取得を目指す。

 それまで最短でも2~3年要する見通しだが、指導者への情熱は燃え盛る。「いろんな選手や、いろんなところでライセンス問題の改正が求められる中で、もしS級を持っていなくてもJリーグを指揮できるなら、来年でもできる。むしろしたい。勉強しないといけないけど、オファーがあればすぐ飛びつきたい」

 ライセンス制度は改善の余地ありと考えているようだが、盟友・本田は同制度の反対派。何度となく問題を提起しており、先月24日にも自身のツイッターに「日本サッカー協会はプロの指導者ライセンスを残しつつ、ライセンスがなくても誰でも監督になれるようにするべき。どの指導者と契約するかは経営者の責任」と投稿した。現在、カンボジア代表の実質的な監督を務めるが、ライセンスがないため、登録上の監督は別の人物だ。

 全くの同意見ではないとしても、未来の指導者への門戸を広げるべく、槙野と本田が協力して何らかの形で行動を起こしてもおかしくはなさそうだ。