スーパールーキーから日本のエースへ――。2026年W杯に向けて新戦力に注目する連載の第2回はMF編。J1のFC東京で高卒1年目から大活躍したMF松木玖生(19)は、日本のエースへと飛躍できるか。
【次代のスター誕生へ(2)】松木は青森山田高のエース兼主将として全国高校サッカー選手権、インターハイ、プレミアリーグEASTと合わせて〝高校3冠〟の快挙を達成。鳴り物入りでFC東京に入団すると、開幕からレギュラーを奪取してJ1リーグ戦で31試合に出場する活躍を見せた。
守備的MFとして2得点をマークしたが、今後はストライカーとしてゴール量産も目指しており「自分に求められているのは、ゴールに向かうことや関わること。自分自身は得点を重視してやっていこうと決めた」と攻守で存在感を発揮するつもりだ。
ピッチ外でも期待は大きい。すでに24年パリ五輪を目指すU―21日本代表に飛び級で招集されているが、大岩剛監督は「彼の向上心は非常に大きな武器。姿勢、発言がチームを高いレベルへ引っ張っていってくれると期待している」と類まれなリーダーシップに太鼓判。将来A代表を背負う選手と目されている。
その強烈な個性は、カタールW杯で活躍した日本代表DF長友佑都(FC東京)も一目置いている。今季はFC東京でともにプレー。大ベテランとルーキーという関係だったが普段から積極的に交流している。長友によると「コミュニケーションを取っているし、彼も意見があったらぶつけてくる。すごくいい関係」。レジェンドの長友にも気後れすることなく自らの考えを発信するメンタルの強さはまさに〝ブラボー〟だ。
パリ五輪経由で北中米W杯の星となるか。松木にかかる期待は大きい。









