マット外でも〝奮闘中〟だ。レスリングの全日本選手権初日(22日、東京・駒沢体育館)、男子フリー92キロ級決勝は東京五輪86キロ級代表の高谷惣亮(33=ALSOK)が吉田アラシ(18=日大)を12―8で下し、4階級にわたって大会12連覇を達成。「毎年毎年頑張っていたら、この結果になった。12年間よく走ってきたな」と素直に喜んだ。
今年9月に第1子の長男・一樺(いちか)くんが誕生。新生活は学ぶことが多く、時には夫人から叱られることもあるという。「最初、オムツを替えたときにおしっこがブワーッと噴水みたいに出てビチャビチャになっちゃって。『すみません、すみません』みたいな。みなさん〝あるある〟だと思いますけど(笑い)」。初めての子育てに苦戦したことを明かす一方で「めちゃくちゃかわいいですね。今日初めて(試合を)見に来ました」と自身の励みになった様子だった。
2024年パリ五輪に向けては「練習量を落としながら質を上げて、どれだけ頑張っていけるか挑戦したい」。今大会は非五輪階級だったが、今後は「86(キロ級)で予定している。所属先にいる以上、五輪に出場してメダルを取ることが最優先」ときっぱり。タックル王子から〝タックルパパ〟になった高谷は、まだ老け込むつもりはなさそうだ。












