実際のところはどうなの? 18日に発生した東海道新幹線の遅延をめぐり、メンタリストのDaiGo(36)がツイッターで、グリーン券を持たない乗客がグリーン車の中に入ってきたことに、怒りをあらわにしたことが話題になっている。

 新幹線に乗車していたDaiGoは「車掌さんがグリーン車の通路とデッキには立たないでくださいって放送してるのに、チケットない人が入ってくる。普段はコンプラだの常識だの騒いでる人たちも、自分はルール破りまくりなわけです。なら自分のことを棚に上げて他人を批判するなと思いますね」とツイート。

 さらに、車内の様子を写した写真と共に「デッキはもっと酷い。車掌さんがグリーンのデッキには入るなって言ってるのに全員無視。結局、偉そうにコンプラ違反とかで他人を批判するくせにみんながやってて自分が責められないなら平気でルール破る人たち」と怒りの連投。最後は「こうならないように、自分を持って生きなければ」とつづった。

 DaiGoの言い分には「もっとも」という声が多かったが、「緊急時はどうなんだ?」「乗り間違えた時の移動もダメ?」などと疑問の声も上がっていた。

 では、実際のところはどうなのか。これから年末年始の繁忙期のシーズンに入ると、「新幹線の乗車率が120%」などといったニュースもお目にかかることになる。

 JR東海広報関係者は「原則として、グリーン券をお持ちでない方はデッキも含め立ち入りをご遠慮いただいている」と説明。DaiGoが指摘した「車掌さんがグリーンのデッキには入るなって言ってる」というのも、これに基づいており、年末年始の移動の際も「車掌による案内は行う」としている。

 ただし、これは「お願いベース」であり、罰則付きなどの決まりはない。グリーン車に関する決まりごとは、JR東海の運送約款の旅客営業規則第2編「旅客営業」第1章「通則」の第12条「急行料金を収受する列車及び特別車両料金、寝台料金等の特別の料金を収受する施設については、その旅客車入口等の旅客の見やすい箇所に相当の表示を行う」と、同13条の2の(2)で、乗車に有効な乗車券を所持しなければならないものとして「特別車両に乗車するときは、特別車両券」と定められているだけだという。

 そのため、新幹線に飛び乗った際の正しい車両への移動や、緊急時にグリーン車の間にある車掌室に行きたいなど、グリーン車に滞留するのではなく、一時的に通過するようなことさえも完全に禁止されているわけではないという。

 乗る人のマナーの問題と言えそうだ。