今年で49回目を迎えた東京スポーツ新聞社制定「2022年度プロレス大賞」選考委員会が15日にオンラインで行われ、全日本プロレスの安齊勇馬(23)が新人賞を受賞した。故ジャンボ鶴田さん、諏訪魔に続く中大レスリング部出身と甘いマスクで注目を集め、9月18日の「50周年記念大会」(日本武道館)で新日本プロレスの永田裕志を相手にデビュー。選考委員会では「話題性と存在感が何より。諏訪魔を超える全日本のオカダになってほしい」と称賛と期待の声が寄せられた。

 安齊は「本当に耳を疑いました」としつつも「周りのハードルが上がると思うので、実力と評価が見合うように頑張ります」と笑顔を見せた。

 歴代の同賞受賞者には故三沢光晴さんや小橋建太などプロレス界に大きな功績を残した選手が顔を揃える。「誰しもが知ってる選手たちばっかりなので、同じ欄に自分が並ぶっていうのがまだ実感が湧かない。こいつはそんなでもなかったなと思われないように、一層気が引き締まりました」

 先日は主力のジェイク・リーらの年内での退団が発表されたが、安齊は「受賞の報告ができて、少しファンの人も安心できるかなと思う。試合内容とかでもこういった賞を目指していきたい」。大型ルーキーが王道マットをけん引する。