京王閣競輪のFⅠナイター「後閑信一名輪会杯」が12月12日に開幕する。11RのS級予選を走る中野慎詞(23=岩手)が今節の目玉だ。
ヨーロッパ各地で開催された「チャンピオンズリーグ」に招集され、勇躍参加、激闘を経て5日に帰国。世界のトップ選手と戦ったことが大きな経験になった。現在の短距離界の王者・ラブレイセン(オランダ)とは「スプリントの1対1では厳しい。でも、ケイリンでは仕掛けどころによっては勝てなくはない」の実感も得られた。
ナショナルチームのジェイソン・ニブレットコーチからも「LINEでいろいろとアドバイスをもらい、勝てなくはない、と伝えてもらいました」と評価を受けた。
世界選手権10連覇の偉業を成し遂げた中野浩一氏と同姓であることから〝世界のナカノ〟の称号獲得を目指す毎日。だが、まずはその前にひとつアピールしたいことがある。
「大学の先輩なんですね!」
11Rで中野をマークする大矢崇弘(31=東京)は早大つながりの縁がある。大矢は最初は「中野君に付けて、という番組ですか、いいのかな…」と恐れおののいていたが、早大の後輩と知ると「それなら!」と気持ちがデカくなった様子。
大矢は自転車部ではなく、現状は中野が格上の存在だが、早大の先輩後輩として堂々と任せることに…。母校を愛する気持ちで戦い、ここは〝早稲田のナカノ〟をアピール。一歩ずつ〝世界のナカノ〟に近づいていく。












