〝燃える闘魂〟アントニオ猪木さん(享年79)の追悼イベント「INOKI BOM―BA―YE×巌流島in両国」(12月28日、東京・両国国技館)の会見が9日、都内で行われ、〝借金王〟安田忠夫氏(59)がサプライズ登場。元幕内貴源治こと貴賢神(25)の出場をゴリ押しした。

「令和猪木軍」総監督の〝元暴走王〟小川直也氏が、写真撮影に応じている最中だった。現在は都内で警備員をしているという安田氏が、貴賢神を引き連れて姿を現した。「おい、小川! こいつを使ってやってくれよ。オレは休憩中に来たんだよ。頼むよ。イノキボンバイエとは言えば、安田忠夫だろ、このヤロー」と言い、貴賢神の猪木祭り出場を直談判した。

 安田氏は2001年大みそかの「猪木祭り」で、小川氏の代打としてジェロム・レ・バンナとMMAルールで対戦。猪木さんからメインイベントに抜てきされた上に、まさかの大金星を挙げて一躍スター選手になった。11年に引退しており、久しぶりに表舞台に戻ってきた。

 とはいえ、ヘルメット姿の安田氏の登場は、格闘技大会の会見らしくないビミョーな空気に…。小川氏は「安田さん、空気呼んでくださいよ~。何者なんですか」と言うと、安田氏は「オレと一緒。オレは借金だけど、彼(貴賢神)はちょっと悪いことしちゃって」と、昨年7月に不祥事で日本相撲協会を解雇された貴賢神を雑に紹介した。

 安田氏は相撲軍団の投入を示唆しつつ、とっとと退出。このゴリ押しに、大会プロデューサーの谷川貞治氏は貴賢神参戦をなぜか決定してしまった。さらに、貴賢神の対戦相手については「ミスターXになると思います」と、これまた雑な発表。かつて旧IGFで繰り広げられた〝猪木劇場〟を再現するかのようなドタバタ劇となった。