【FIFAワールドカップ】1次リーグE組第2戦で、日本はコスタリカに0―1で敗れた。初戦で日本に敗れ崖っぷちのドイツでは、〝朗報〟として報じられた。

 ドイツ「スポーツ1」は「朗報! 日本が敗れ、スペイン戦で敗北してもまだ脱落することはなくなった」と報じた。

 同メディアはコスタリカ戦の森保ジャパンについて「最初は日本の勢いはほとんど感じられなかった。森保一監督率いるチームは、多くのポゼッションを行い、技術的な資質も示したが、身体的に優れたコスタリカのディフェンスに対して、突破口を見いだすことができなかった」と指摘。

 さらに「コスタリカのこのW杯での最初のシュートが試合を決定づけた。これにより、夜のドイツとスペインとの試合を前に、ドイツを除くグループ内のすべての国が勝ち点3を獲得したことになる。スペイン戦に勝てば、ハンス・フリック監督率いるチームは再び自分たちの手で前進することができる」と決勝トーナメントに向け道が開けたと伝えた。

 また「ワトソン」も「日本がペナルティーエリア付近で不必要なボールロストをしたことで生まれた唯一の得点チャンスに、ルイス・スアレス監督が冷酷なまでに効率よく対応したおかげで、グループEのすべてが再び開かれた。残りの試合に対するドイツ人の見通しをより楽観的にする。コスタリカの勝利のおかげで、ドイツはスペインに負けても進出を望めるのだ」と、2連敗でも可能性があると伝えた。

 E組の行方は混沌としてきた。