初賜杯も夢じゃない。大相撲九州場所10日目(22日、福岡国際センター)、「昭和の大横綱」大鵬を祖父に持つ幕内王鵬(22=大嶽)が幕内碧山(36=春日野)を下して2日目から9連勝(1敗)。優勝争いのトップを守った。

 巨漢の相手を力強く寄り切った取組後は「ほとんど内容は覚えていない。体が勝手に動いてくれました。集中できています」と振り返った。9勝は幕内では自己最多。初の2桁白星に大手をかけた。初の三賞獲得、さらには優勝も視界に入れる〝サラブレッド〟は終盤戦へ向けて「いつも後半の5日間は悪いので、いい相撲を取っていきたい」と意気込んだ。

 1敗でトップで並ぶ関脇豊昇龍(23=立浪)は同学年。「番付が全然違うので。特に気にしていない」と自らの相撲に集中する構えだ。