珍手に客席が沸いた。大相撲九州場所9日目(21日、福岡国際センター)、小結玉鷲(38=片男波)が幕内宇良(30=木瀬)を下して2勝目(7敗)を挙げた。
低く飛び込んできた相手を振りほどき、のど輪に起こしてひねり倒した。決まり手となった「合掌ひねり」は、幕内では1965年九州場所9日目以来57年ぶり。〝業師〟に対し、極めて珍しい技を繰り出した玉鷲は「下から攻めようとしたけど(中に)入られて。勝ててよかった。(合掌ひねりは)あんまりやっちゃいけないのかなと思った」と率直な感想を口にした。
9月の秋場所で2度目の優勝を果たしたが、今場所はここまで黒星が先行。不本意な内容が続いているが「また明日から自分の相撲を生かしていきたい」と前を向いた。












