森保ジャパンのMF相馬勇紀(25=名古屋)が大活躍で、カタールW杯(20日開幕)の〝新ジョーカー〟に名乗りを上げた。
相馬はW杯前最後の実戦となる国際親善試合カナダ戦(ドバイ)で先発に抜てき。これまでは主に左サイドで起用されてきたが、この日は右サイドを任された。
するといきなり結果を出す。前半8分、MF柴崎岳(レガネス)の浮き球のパスに絶妙のタイミングで反応して抜け出すと、難しい体勢からしっかりと合わせてゴールに流し込み、チームに待望の先制点をもたらす。
その後も得意のドリブル突破で何度もチャンスを創出。サイドバックのDF酒井宏樹(浦和)と好連係も見せ、強力な右サイドコンビを披露した。
後半は左サイドやシャドーもこなし、さまざまなポジションで高いパフォーマンスを発揮できることを証明。「任されたポジションでやろうと思った。出たところで役割を果たせれば」と胸を張った。
同じドリブラータイプのMF三笘薫(ブライトン)が体調不良で合流が遅れ、ようやく17日にドーハ入り。W杯本番へコンディションに不安が残るだけに、絶好調の相馬は新たな切り札として期待が高まる。
「得点を決めることはできたけど、チームが勝てないとその先がないし、自分もうれしくない。勝つためのもう1点を取ること、クロスを上げて決めさせるところもそう。もっともっと細部をこだわらないといけない」とどん欲に語る相馬。森保ジャパンの救世主となりそうな気配が漂ってきた。












