元NHK記者でジャーナリストの立岩陽一郎氏が16日、MBSテレビの情報番組「よんチャンTV」に出演。国会で新曲やディナーショーを宣伝した日本維新の会・中条きよし参院議員について言及した。

 中条氏は15日の参院文教科学委員会で、自身の新曲やディナーショーをPRし大炎上した。16日に会見を開き「宣伝だと全く知りませんでした」「宣伝に聞こえたのは不適切で大変申し訳ない」と謝罪。藤田文武幹事長からは口頭で厳重注意を受けた。

 日本維新の会はこの発言の議事録からの削除を申し入れているが、立岩氏は「削除しない方がいいですよ。こんなバカな発言は残した方がいい。議事録ってね、明治の帝国議会から検索できる。こんなアホみたいな議員がいたというのをわれわれは直視しないといけない。議員が悪いんじゃなくて、選んだわれわれが悪い。こういう事例を消すんじゃなく常に継承して、こういう国会議員が出てこないように有権者がしっかり考えることをしないと」と議事録を残すべきだと主張。

 続けて、「社会の物事を議論する場でレコードやディナーショーって…私、今しゃべってても情けないですよ。こういう国会議員を出しちゃいけない。国会議員を責めるより議事録を残して検証して、こういう人が二度と国会に行かないように。この人、6年間やるんですよ。6年間国民のお金を使う。こんなこと起きちゃいけないんですよ」と語気を強めた。

 ビル・クリントン元米大統領の事務所にインターン経験もあるタレントのREINAも「宣伝みたいに聞こえてしまうので言葉のチョイスが悪い。政治家の方々って表現の部分を気にしないといけない職業で、『解釈の仕方が違う』とか『そういうつもりじゃなかった』って言い訳が通用しない。その意識が欠けていると思う。私も不適切だと思いますね」と苦言を呈した。