国内女子ツアー「伊藤園レディス」最終日(13日、千葉・グレートアイランドC=パー72)、首位と2打差の2位から出たプロ3年目の山下美夢有(21=加賀電子)が1バーディー、ノーボギーの71にまとめ、通算12アンダーで逆転優勝。今季4勝目を挙げ、史上最年少となる21歳103日で年間女王に輝いた。

 15番パー5を終え、上田桃子(36)、岸部桃子(28)、山下の最終組がそろって12アンダーで首位に並ぶ展開。16番パー4で上田がダブルボギー、17番パー3で岸部もボギーをたたいたが、山下は崩れなかった。最終18番パー4のパーパットを沈めると、ガッツポーズで喜びを表現。「優勝することができてうれしい。あの強いパットでしっかり決めようと思って打ったので、入って本当によかった」と声を震わせた。

 シーズン前は今季の躍進を想像していなかったというが、確かな爪痕を残した山下。今季の点数を「90点くらい」と振り返りつつも「優勝してもずっと課題はある。今日も本当に悪いところはあったので、具体的には難しいですけど、全体的にショートゲームとか技術面でも足りない」と満足する様子は見られない。

 憧れの選手と口にするタイガー・ウッズ(46)のような絶対的存在へ。今回の快挙をさらなる飛躍の足がかりにする。