大関にリベンジなるか。大相撲九州場所(福岡国際センター)初日を翌日に控えた12日、新小結翔猿(30=追手風)が電話取材に応じ「挑戦者の気持ちでワクワクしている」と意気込みを語った。

 この日は福岡市内の追手風部屋で最終調整。相撲は取らず、汗を流し「いい感じに動けてきている」と手応えを口にした。

 念願の三役昇進も自然体を貫く。番付が上がったことによる気持ちの変化は「特にない。常に上を目指しているので」。その一方で「(これまでとは)やっぱり違う。周りから声を掛けてもらうことも多くなったので」と、役力士を実感することも少なくないようだ。

 しこ名は「猿」だが、本人は〝ゴリラ級〟のパワーアップを目指している。埼玉栄高時代に指導を受けた山田道紀監督の助言で半年ほど前からぶつかり稽古の量を増やした。「まだまだ40%ぐらい」と道半ばながらも一歩ずつ理想の形に近づいている。

 初日は大関正代(時津風)戦が組まれた。9月の秋場所初日は敗れているだけに「思いきり行くだけ」と気合十分。まずは勝ち越しを目標に白星を積み上げていくつもりだ。