キックボクサーの武尊(31)が、地元凱旋で再び輝きを放った。
6日、米子ジム主催興行「GAINA魂」(鳥取・米子市公会堂大ホール)で晃貴との2分2ラウンドのエキシビションマッチに出場。6月19日の「THE MATCH」(東京ドーム)で那須川天心と対戦して以来、約5か月ぶりの〝復帰戦〟となった。
那須川に敗れた後はケガの治療などのために無期限の休業を発表。右拳と右ヒザを手術し、米ロサンゼルスでトレーニングに励んできた。
気合十分の表情でリングに上がった武尊は、ブランクを感じさせない鮮やかな蹴りとパンチを繰り出し観客を盛り上げた。武尊を兄のような存在と慕う晃貴から強烈なミドルキックを打たれると、笑顔を見せ容赦ないストレートを放った。
残り10秒になると2人は勢いを加速させ、絶え間なくパンチを打ち合った。終了を告げるゴングが鳴らされると熱い抱擁を交わした。
試合後、会場に集まったファンに感謝を述べた武尊は、5年ぶりに対戦した晃貴に「比べものにならないくらいパワーもスピードも上がっていた」と賛辞を贈った。さらに「これからの格闘をもっともっと引っ張っていけるような選手になってもらいたいと思って、今日の試合をやらせてもらった」とエール。
気になる進退について問われると「勝った姿を見せて終わりたいなと思っているので、現役を続行する」と宣言。10月31日付でK―1と所属ジム「KREST」との契約を解除した理由については「団体、国の壁をなくして、世界の格闘技界が一つになる、もっと盛り上がるための第一歩」と明かし「待っていてくださるとうれしいです」とファンへメッセージを送った。
リングを下りた後、報道陣の取材の応じた武尊は、右拳と右ヒザの調子はまだ100%ではないとしつつ「病院の先生にも『こんだけ早く回復するのもすごい』って言われてるので結構順調だと思います」と語った。
今後は拠点を海外に移すことも視野に入れていると示唆し「アメリカでの生活は精神的にもよかった。次の試合は海外でやりたいなと思っているので、ちょっと海外の選手とも練習しようかな」と期待に胸を膨らませた。












