再び熱狂を生み出せるか。立ち技打撃格闘技「RISE」の伊藤隆代表(52)が、団体と立ち技界の展望を語った。

 RISEは、シュートボクシングと欧州のキックボクシング団体「GLORY」の全面協力を受けたイベント「RISE WORLD SERIES/SHOOTBOXING―KINGS 2022」を12月25日に東京・両国国技館で開催する。

 那須川天心と武尊が対戦したメガイベント「THE MATCH 2022」(6月19日、東京ドーム)を終えて業界が新たな局面に突入した中、GLORYとの対抗戦「RIVALS」など他団体と積極的に交流する同大会を行う意義について、伊藤代表は「THE MATHCが終わって、やっぱり〝意気消沈〟というかそういう感じがあるのは事実です。ただ、そこでこうしてイベントをやっていくことが大切だと思う」と力説。

 その上で「すぐには難しいけど、今回のみならず、若手や中堅クラスもどんどん交流して熱を生んでいきたい。THE MATCHに出ていない選手もいるし、未来をつくるためにこういうことが必要だと思いますし」と続けた。

 大黒柱の那須川がキックを卒業した今、対抗戦や交流戦といった刺激を与えつつ活路を見いだそうというわけだ。だからこそ、複数団体の協力による大会は継続させるつもりで、伊藤代表は「今回はその第1弾。先には違う名前でやるかもしれない。そこではいろんなルールが行われる可能性もあるでしょう。日本含め、世界全体で立ち技を盛り上げていきたい」と語気を強めた。

 全ては充電期間を経て、再び日本中を熱狂させるイベントをつくるため――。今後のキック界の行方に注目だ。