盤石の戦いぶりだった。全日本大学女子駅伝(30日、弘進ゴムアスリートパーク仙台発~仙台市役所前着)、名城大が2時間3分11秒で史上初の6連覇を達成。大学陸上界の歴史に新たな1ページを刻んだ。

 個々が役割を十二分に発揮した。1区でスーパールーキーの米沢奈々香(1年)が区間賞をマークすると、3区の山本有真(4年)は区間タイ記録の力走。前半で大きくリードを広げ、他大学を寄せつけなかった。米田勝朗監督は「新しいことにチャレンジするのは本当に大変なことだと感じている。今日は主将の小林(成美、4年)の体調が悪いのはみんなが分かっていた。その主将を少しでも楽にさせてあげようと、1区からしっかりみんな走ってくれた」と褒めたたえた。

 最後の杜の都で力走した山本は、2年時に小林がたたき出した区間記録と同タイムでタスキをつないだ。「もちろん区間新記録は狙っていたが、成美と同じタイムということで、2人でおそろいなのはうれしい」と笑みを浮かべた上で「本当に4年生として全日本を迎えて、すごく頼もしい後輩に恵まれた。自分も楽しく走れた」と感謝の言葉を口にした。

 後輩たちは今後7連覇に挑む。米田監督が「さらに強くなった名城大学を見せられるようにしたい」と言えば、6区の増渕祐香(3年)も「先輩方が築き上げたものを引き継ぎ、また連覇できるように1年間頑張っていきたい」と気合十分。黄金時代はまだまだ続きそうだ。