スピードスケートの全日本距離別選手権(22日、長野・エムウェーブ)で現役ラストレースを終えた平昌五輪女子500メートル金メダルの小平奈緒(36=相沢病院)が27日、都内で会見を開き、今後の展望について言及した。
ベージュのスーツ姿で登壇した小平は「信州大から特任教授を拝命することになりました」と報告。講演やイベントの仕事をこなしながらではあるが「健康科学に関連する授業科目の一部を来年1月から学生たちの前ですることになります。慣れ親しんだ氷の上とは違い、慣れない舞台での活動が増えてくるかと思いますが『知るを愉しむ』ということと『唯一無二の自己表現』というテーマを引き続き探求していきたい」と抱負を述べた。
新たな道を歩み始めた一方で、食の楽しみも実感できるようになった。現役時代は食生活を徹底的に管理してきたものの、徐々に解禁。24日には「体調をベストに持っていくために少し避けていた」という小麦製品の中で、長野名物のおやきを実家で食したといい「実家に一瞬だけ帰って、母親といろりを囲みました。やっぱり家族で食卓を囲むという時間も含めてすごく心に栄養が行きわたりました」と柔らかな表情を浮かべた。
また、捻挫の恐れを理由に回避してきた登山にも意欲を示しており「私の原点となった山登りをしたい。地元の八ケ岳にまずは登ってみたいなと思っています」と笑顔。語学の勉強にも興味を抱くなど、リンクから去っても好奇心は健在のようだ。












