日本初の〝ジョーカー議員〟が誕生した。埼玉・草加市議選(23日投開票)で、元芸人で会社経営者の河合悠祐氏(41)が当選。24日に行われた当選証書授与式に顔面白塗りのジョーカーで現れ、エンタメパフォーマンスを披露した。
「今日はお祝い、お祭りの場だからジョーカーを解禁させてもらった。選挙中はメークなしのすっぴんで取り組んでいました」と喜びを爆発させた河合氏。昨年の千葉県知事選に顔面白塗りのピエロに扮し、「千葉をエンターテインメント県にしたい」「九十九里浜をシーにしたい」など千葉県ディズニー化の公約を掲げ、話題となった。
当然、落選の憂き目に遭ったが、京大卒のインテリは日本初のジョーカー議員になるべく綿密な作戦を練り上げていた。
昨年7月に草加市の南に位置する東京・葛飾区の都議選、同10月に草加市を選挙区に含む衆院選の埼玉3区、今年の夏には参院選の埼玉選挙区から立て続けに立候補。落選は覚悟のうえで、ジョーカー姿の異色ポスターやミュージックビデオ風の政見放送で、草加市議選から逆算して、名前と顔を売り続けた。
同市議選の前には「河合ゆうすけと草加市の地域再生を実現する会」を立ち上げ、選挙中は一転、白塗りを封印。すっぴんで駅頭に立ち続け、フタを開けてみれば41人中23番目で当選し、ついに議員バッジを手に入れた。
河合氏は「今回の当選は若い世代からの支持を受けた結果です。千葉県知事選からパフォーマンスし、ネットを中心に知名度を上げてきた成果が出た」と勝因を分析した。
4度の選挙で花を開かせたが、「千葉県ディズニー化」の公約はもう捨ててしまったのか? 「草加市に『草加松原』という景勝地があって、観光地化したい。実績を積んで、インフルエンサーとしても知名度を上げ、まずは草加市の税収を上げて、日本全国に広めていきたい」と意気込む。
素人異業種格闘技イベント「hatashiai」のプロモーターを務めるなど、エンタメ普及に燃えている。自身が草加市の広告塔として活動することで、「若者が新しい日本をつくるきっかけを与える存在になればと考えている」。大ヒットした映画「翔んで埼玉」を地で行く〝埼玉発〟日本全土エンタメ化の壮大な野望にチャレンジする。












