山際大志郎経済再生担当相(54)が24日、世界平和家庭統一家庭連合(旧統一教会)をめぐる問題を受けて、岸田文雄首相に辞表を提出した。
これまで山際氏と旧統一教会の接点をめぐっては、2018年に教団が主催するイベントに出席したことを認めた後、教団の韓鶴子(ハンハクチャ)総裁と会ったことを明らかにしていた。
岸田首相はこの日、参院予算委員会で、野党議員の「総理が山際氏の交代を視野に入れたと一部で報道された。本当か」との質問に「そう言ったことはまったくない」と否定していた。
山際氏は辞任を決めた理由について「(衆参)予算委員会が一巡して、これからの国会審議などを考えました。(辞表提出は)このタイミングを逃すべきではないと考えました」とした。
一方、自民党内では辞任表明に対して「大臣を辞めるのが遅すぎます。旧統一教会の関係については説明不足で、事実上の更迭でしょう」と受け止められている。
山際氏の後任ポストをめぐっては、官邸と自民党内で急ピッチで調整が進められている。
「麻生派の大臣枠を甘利さんの推薦ももらいながら〝ポスト山際〟が行われています。しかし、旧統一教会とまったく関係ない人を選べるのかが大きなポイントです」と自民党議員は不安の声を上げる。
また、自民党関係者は「次の経済再生担当大臣には宮沢洋一議員、梶山弘志議員の名前が出ています。岸田総裁は無難で重厚な人を選ぶでしょう」と指摘した。
果たして岸田首相は、山際氏に代わる大臣を旧統一教会と無関係な政治家を選べるのか。











