不穏な空気は収まるのか、それとも…。小池百合子東京都知事の足元が揺らぐ中、小池氏が創設した都民ファーストの会の荒木千陽代表が13日までに、ツイッターで辞任の意向を示した。
荒木氏は「今月代表を辞任し11月党パーティーではお披露目にしたい」とツイート。継続の嘆願書も出ているが、議員が務めるべきとしている。自身は夏の参院選で落選し、出馬に伴い都議を辞めていた。
都民ファが揺れるきっかけは、現中学3年生が受験する都立高入試への英語スピーキングテストの導入を巡る議論。採点方法などをめぐって異論が噴出していた。7日の都議会本会議で立憲民主党などが提出した同テストを入試に活用しないことを求める条例案の採決が行われ、都民ファから3人の都議が賛成し、2人が欠席。都民ファは賛成した3人を除名処分にした。
この造反劇について、都議会関係者は「政策の争いという面もある一方で、実は政局でもあります。都民ファ内部には反荒木派がいて、そのなかでも過激派が今回、造反してしまったとも言えます」と明かす。
都庁関係者も「荒木氏は上から締め付けるタイプの党運営で、反感を持たれやすかった。さらに参院選で敗北し、その責任を取っていない。要は『いつまで代表に居座っているんだ』という不満も党内に出てきたのです」と指摘した。
党内ではスピーキングテスト導入の是非と反荒木感情が絡み合っているという。小池氏は穏便に落ち着くことを望んでいたというが、除名騒動に発展してしまった。このままでは、最近陰り気味の“小池マジック”も完全沈黙となりかねない。
事態収拾へ、前出の都庁関係者は「小池氏が荒木氏の首に鈴をつけるしかない。小池氏にとって荒木氏は元秘書であり妹分でもある。やれるのは小池氏しかいませんよ」と指摘していた。
荒木氏の辞意表明に小池氏の影響はあったのか?












