格闘技イベント「RIZIN.39」(23日、マリンメッセ福岡)でヤスノ・チューカス(36=ハンガリー)と対戦する大相撲元十両貴ノ富士のスダリオ剛(25)が、2戦連続の秒殺を狙う。

 都内のジムで11日に練習を公開し、ミット打ちとスパーリングを30秒ずつ行い、汗を流した。対戦相手のチューカスについては「スタンディングでKOするほどのパンチ力は、正直持ってない。気をつける点としてはタックルぐらいですかね」と強気に言い放った。

 左ヒザ手術の影響で約9か月の実戦となった7月31日の「RIZIN.37」では関根〝シュレック〟秀樹と対戦。1ラウンドに強烈な左フックでダウンを奪い、わずか53秒でTKO勝ちを収めた。

 勝因の一つが、前回大会前に米国武者修行を敢行したことだ。「いろいろな人と対戦することで恐怖心がなく、心構えがあったから打撃でいけたんじゃないかなと思う」と分析しつつ「シュレック選手に勝って、いいとこ取りができちゃったので、負けられない気持ちがより一層強くなった」と力を込めた。

 次戦に向け、さらに磨きをかけている。現在の体重は118・9キロ、筋肉量94.5グラム、体脂肪率15.9%と明かし、食事制限とウエートトレーニングで筋肉量を増やしている。並行して格闘技に生かせる動きを練習し、既に万全な状態だ。

「自分も相手もアグレッシブに来るタイプだと思うので、結構早めに決着がつくんじゃないかなと思います」と自信に満ちた表情を浮かべていた。