【赤坂ドリブンズ】Mリーグの初代チャンピオンですが、昨シーズンはレギュラーシーズン敗退と辛酸をなめました。
チーム構成は、仕掛けの魔術師・園田賢プロ、リーチ超人こと村上淳プロ、論理的な選択からゼウスとも称される鈴木たろうプロ、成長著しい丸山奏子プロという4人。
「正解より別解」を常に模索し、麻雀にはまだまだ未知の世界があるはずだと、まるでチームそのものが麻雀AIのごとく、旧来の常識を覆す根拠となる数字を追求しながら戦っています。
とくに園田プロ、たろうプロは確率論や統計学、さらにはゲーム理論も取り入れながら、仕掛けで常識を覆すことに挑んでいます。
確かにアガることが目的ではない仕掛けもよく見受けられます。仮にノーテンで終わっても、2人から見れば数字の裏付けが何かしらあるはずです。
勝負に出る時もリーチをかける時も必ず数字の裏付けがあるので、赤坂ドリブンズの一挙手一投足は、未来の麻雀スタイルの先駆けになるかもしれません。
【EX風林火山】2020―21シーズン覇者が、昨シーズンはセミファイナルで敗退。リーグ初の連覇は叶いませんでした。
優勝年度の編成変更も大きな話題でした。10代の頃から姉妹で活躍してきた二階堂亜樹プロのお姉さんである瑠美プロが加入。優勝者はドラフト指名という「EX風林火山新メンバーオーディション」で200人近いプロたちの中から勝ち上がってきた松ヶ瀬隆弥プロも加わり、亜樹プロと麻雀IQ220とも言われている勝又健志プロに新規2選手という体制になりました。
チームの武器は、勝又プロを中心とした卓越した読みの精度にあります。
麻雀における読みとは手牌読み、待ち牌読み、山読み、人読みなど様々あります。勝又プロは刻々と変化する場の状況(場況)を読み解き、山に残っている牌を予測し、それを使えるように手組みして成績を残しました。
端的に言えば、ツモれる可能性の高い待ちを作る。ただ運気が低ければ、相手にツモ牌が流れてしまうこともよくあります。
読みの部分は解説でもできるかぎりフォローしていきますが、勝又プロがリーチを打った場合は、シンプルにツモれるかどうかを楽しんでもらえたらと思います。
☆つちだ・こうしょう 1959年、大阪府生まれ。B型。最高位戦日本プロ麻雀協会特別顧問。Mリーグ公式解説者。「トイツマスター」「トイツ王国の王子」といった異名を持つほどの七対子好き。わかりやすく喜怒哀楽満載の解説にも定評があり、フジテレビ「芸能界麻雀最強位決定戦 THEわれめDEポン」など数多くの対局番組にも出演。プロ入り前からこれまで30年以上、麻雀教室に携わり、現在も札幌、東京、埼玉、大阪、広島、福岡など全国各地で教室を展開している。著書は「麻雀タイプ別 Mリーグ2022―2023観戦マニュアル」(ART NEXT)、「運を育てる 麻雀界の異端児 土田浩翔の流儀」(KADOKAWA)他。














