フィギュアスケート女子の住吉りをん(19=オリエンタルバイオ・明大)は、見えない敵と戦っている。
東京選手権初日(30日、東京・ダイドードリンコアイスアリーナ)のショートプログラム(SP)では、3回転フリップ、3回転ルッツを失敗するなど、54・55点にとどまった。「練習ではできるのに試合ではできないというのが続きすぎて、ちょっと試合が怖くなってしまっていた」と吐露。練習での状態は問題ないが、試合になると足が動かなくなってしまうという。
技術面も体調も懸念点は見られない。しかし、思うようにいかない日々が続いており「克服したいけど、技術や体と違って、自分でもどうしたらいいかわからない状態で、今回も沼にハマったままになってしまった」と表情を曇らせた。
2日のフリーでは、4回転トーループを組み込む方針。「こういうメンタル状態になってしまっている以上自信がありますとは言えない」としながらも「練習では少しずつ前よりも力を入れずに跳べるようになってきた。楽に跳べるようになってきているので、それと同じ感覚を試合で持っていけたら」と必死に前を向いた。
今季からシニアの舞台で戦う住吉。壁にぶつかりながら、懸命にあがく。












