立憲民主党の泉健太代表(48)は29日、日中国交正常化50周年を迎えて談話を発表した。
1972年9月29日に田中角栄総理大臣と中国の周恩来首相が日中共同声明に調印したことで、日中は国交正常化がなされた。
泉氏は「両国は2000年余りにわたる交流の歴史と共通の文化的背景を有するだけでなく、今日では、日本にとって最大の貿易相手国が中国であり、中国にとって2番目の貿易相手国が日本となるまでに密接な関係を築きました。両国が善隣友好関係を築くことは、日中のみならず、アジア全体、そして世界の平和と繁栄に大きな貢献になるでしょう」とした。
日中関係を振り返ると、1990年代後半から、対立が目立つようになった。2010年には沖縄県の尖閣諸島沖で中国漁船が海上保安庁の巡視船と衝突する事件があったほか、中国がGDP(国内総生産)で日本を逆転して世界2位の経済大国となった。
「両国は、1972年の日中共同声明で『すべての紛争を平和的手段により解決し、武力又は武力による威嚇に訴えない』と確約し、1978年の日中平和友好条約で『両締約国は、そのいずれも、アジア・太平洋地域においても又は他のいずれの地域においても覇権を求めるべきではなく、また、このような覇権を確立しようとする他のいかなる国又は国の集団による試みにも反対する』と表明しました。力による現状変更の試みは決して許されません。あらためて両国は、この文言への認識を深め、両国周辺の平和な環境を維持すべく対話を進めねばなりません」
泉氏は声明の最後に「立憲民主党は政党間交流はもちろん、両国のあらゆる分野における交流の拡大、信頼醸成、平和と発展に尽力してまいります」と締めた。











